知りたくありませんか?お酒をやめる方法。
一般にアルコール依存症の方が、お酒をやめ続ける方法として、通院・抗酒剤・自助グループの三本柱を実践することが大切だと教えられています。
- ①アルコール科・精神科への通院
- ②抗酒剤の服用
- ③自助グループへの参加
川崎断酒新生会は、③の自助グループです。私たちは毎月10回の例会(懇談会含む)を実施しています。この例会に参加することで多くの会員が断酒を続けています。10年、20年断酒している会員も多数在籍しています。アルコールの専門病院では「アルコールをやめ続けられるのは、初診患者の100人に1人だ。」ともいわれています。しかし、例会に通い続けることで、お酒をやめることのできなかった会員は、現在、私たちの会にはひとりもいません。
例会ってなんですか?
約20名の断酒会員が集まり、1時間30分から2時間の間に、酒害体験(飲んでいた時の失敗談・家族に迷惑をかけた話など)を聞き・話す会です。断酒会では例会に会員の家族も参加します。また、単身者や家族の協力が得らない方も断酒会では歓迎しています。
例会の参加方法
- ①入室したら氏名と連絡先をご記入ください。
- ②はじめに「断酒の誓い」を唱和します。
- ③司会者が順次発言者を指名します。
- ④名前が呼ばれたら、酒害体験をお話ください。発言したくない方は、挨拶だけでもOKです。
なぜ、例会でお酒がやめられるのですか?
アルコール依存症の私たちは、いままで「意志が弱いから酒がやめられないのだ」と、責められてきました。「やめたいのにどうしても飲んでしまう」といっても相手にされない。そんな過去をみんなが持っています。しかし、例会でそれを話すと、みんなが分かってくれる。認めてくれる。ここからみんな仲間だという【一体感】が生まれてきます。
また、例会に出席してみんなの体験談を聞き続けることで、自分は酒をコントロールできないのだ。同じ依存症なんだという【自覚】が生まれてきます。この【一体感】と【自覚】が断酒の原動力となります。
最初はそんな他人の話を聞いてやめられるくらいなら苦労しないなどと、信じない人がほとんどです。しかし、例会には実際に酒をやめている会員がたくさんいます。お酒をやめる気持ちがあるなら、チャレンジしてみませんか。
例会はいつ、どこで開催されていますか?
川崎断酒新生会には7つの支部があります。
各支部毎月1回の例会と3回(麻生・宮前・高津)の懇談会が開催されています。
どの会も、夜7時から、2時間ほど行われます。
どうすれば例会に参加できますか?
例会は酒をやめたい気持ちさえあれば誰でも参加できます。
最初は見学でも、相談でも、OKです。気軽に例会に参加してみてください。
例会に参加費は必要ですか。
参加費は無料ですが、川崎断酒新生会に入会すると、月額1,200円の会費が必要です。